チームを作るときのポイント
仕事を円滑に進めるにはチーム作りが大事なことは、みんな知っています。
チームワークよくしてみんなでがんばろう!なんてよく聞きますが、そう上手くいかないのがチーム。
優秀な人を集めてもなんだかしっくりこない。逆に効率が悪くなる。
そんな経験をしたことはありませんか?
適材適所。
チームを作るときは得意なことを伸ばし、不得意なことは他の人にフォローしてもらえる環境を整えることがポイントです。しかし、この適材適所がわかりにくくしているものはなんでしょうか?
チームは根本的な相性が重要
チームの場合、一人一人のポテンシャルよりどれだけ相性がいいか?だけが重要になります。
組織でチームを作るときに、個人のポテンシャルやスキルを重要視していませんか?ある程度のポテンシャルやスキルを考慮することは必要ですが、実はあまり重要ではありません。
チームリーダーが決まっている場合はチームリーダーとの相性を最優先にチーム作りをします。
何を優先するかでチーム作りは変わる
あるジムの新規オープンの時に誰を店長にするのが一番いいか?という相談がありました。今いるスタッフの中から誰に店長を任せるのがいいのか?ということでしたので、スタッフ全員の診断をしました。
オーナーがどれぐらいのボリュームでその店長と関わるのか?
どのようなスッタフが下につくのか?
お客様はどのようなタイプを集めるのか?
人間関係はその人だけの問題ではないため、関わる人たちとどのような未来を考えるか?を考慮して個人の「じぶん力」と相性をみながらアドバイスしました。
イケイケタイプの店長にした時
全体的に見渡せるタイプを店長にした時
オレ様タイプを店長にした時
どのタイプを店長にしても、メリット、デメリットがあります。
オーナーの意向は
安心してジム運営を任せたい。現場スタッフをまとめて現場トラブルを解決できる人。
そこで、みんなと一緒にがんばるタイプ、じぶん力学では○タイプの店長を選びました。現在3年ほど経過していますが、安定して任せられています。
オーナーの意向が売上重視の場合は、選ばなかった店長でした。
最初はオーナーもびっくりした人選だったようです。
得意なことをやれるチーム作り
本人のやりたいことと、本人の得意なことが全く違いすぎる場合は論外だけど、ストレスなくがんばれる仕事と得意なのに本人にはストレスが多く実はあまり気がのらない仕事があります。
仕事なんだから、気分とか関係ないのですが、気が乗らない仕事をするより気が乗る仕事の方が効率はいいのは当たり前です。
これが本人がわかっている場合は簡単に成功してしまうのですが、ほとんどの人の場合じぶんでじぶんのことがわかっていないことが多く、また上司も、部下も仕事なんだから我慢してやらなくてはいけないという風潮に負けて、気が乗らない仕事をがんばっていることがあります。
がんばり方の違いを知る
同じがんばるでもがんばり方には違いがあります。
- 一人でがんばる人。
- みんなでがんばる人。
- がんばっていることを隠す人。
がんばり方は、人それぞれ違うのです。
一緒にがんばろう!と言って、喜ぶ人もいるし、個々に自分の得意なことをがんばればいいと思う人もいます。
がんばり方が違うことを知らないと、チームに亀裂が入ってしまいます。
がんばり方の診断をするだけで、チーム作りは簡単になります。
まとめ
個々の能力、個性、特性を知ることで、結果の出せるチームが作ることができます。
人間関係は、お互いの個性を知ることからスタートです。まずは、じぶんのことも知ることが一番大切です。
あなたはじぶんの個性、特性、思考パターン、行動パターンを理解していますか?
じぶんのことを理解して、周りの人を理解することからはじめませんか?
じぶんのことをよく知るためにじぶん力学があります。